さいたま市桜環境センターの工場はこんなところ

みなさんが回収場所に出したごみや資源物は、ごみ収集車で回収され、桜環境センターなどのごみ処理施設へ運ばれます。

 

 

ここが桜環境センターです。

ごみを大きなバケツのような「ごみピット」に集めて、ごみクレーンで「溶融炉(ようゆうろ)」に運びます。

シャフト炉式ガス化溶融炉

 

溶融炉はごみを燃やして溶かすための機械です。ごみを溶かしたときの熱は発電に使われ、溶けたごみはスラグとメタルに生まれ変わり、資源として使われます。

リサイクル工場では、ベルトコンベアに乗って運ばれてきた資源物が手作業で分別され、処理されます。

 

【プラスチック・ペットボトル】

 

破袋機(はたいき)で破かれた袋からペットボトルやプラスチック類を分別します。

 

ジュースの残りや油がついたままになっていると、その周りも汚れてしまって、リサイクルできずにごみになってしまいます。だから、飲み終わったペットボトルを洗うことが大切です。

もっと困るのが、刃物や注射器の針が入っていること。実際に、こんなものが混入していました!

作業している人がけがをして、病院に行かなければならないこともあります。

 

【びん・缶】

 

びんは運んでいる間に割れるものも多いので、中に危険な液体などが入っていたら大変です。

ハサミや時計などが混じっていることもあります。危険です!この中にペットボトルや缶が混じっていると、ごみとして処理されてしまいます。本当は資源になるのに、もったいないですね。

 

スプレー缶は有害危険ごみです!

【リサイクルへ】

 

資源はそれぞれまとめられて、リサイクル業者へと運ばれていきます。